先日納めた織機です。
私が工房に入ってからは初の制作ですので、父にとっては久々の織機製作となりました。
本体・部品を合わせると、かなりの数の部材になり、図面を見ても私にはちんぷんかんぷんで、
父から指示された加工をするので一杯でした。
完成してようやく、なるほど、と言った感じになりましたが、何気ない一つの部材も制作する度、
何か変化を付けているらしいです。
というのも、過去に納めたお客様から頂いた、実際使用してみての感想、お叱りに基づいて改善
しているみたいです。
今回使用した材は胡桃です。
納品の際、織機に対しただ機械として見るだけではなく、「木目が綺麗!」ってお客様に喜んで
頂いた時は、木工屋としてやっぱり嬉しかったです。
褒められているのは、胡桃さんなんですが。。。
また何か、ご紹介します。
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窓 (土曜日, 10 3月 2012 20:02)
お~!!
すりすりしたくなるほど懐かしい。
一昨年、士別に行った時にも窓越しに見つけていとおしく思いました。
創作するための創作。道具は美しい。
四人展、がんばってね。
緑舎 (月曜日, 12 3月 2012 12:40)
以前、窓さんと一緒に士別へ4機納めた時の話を父から聞きました。
その頃の活気、励みになり刺激になります。
「創作するための創作」まさにその通りですよね!